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映画「機動警察パトレイバー THE MOVIE」を観た

題名:機動警察パトレイバー THE MOVIE
1時間38分
1989年日本(松竹 初公開年月 1989年7月15日)
監督:押井守
演出:澤井幸次
原作:ヘッドギア
原案:ゆうきまさみ
脚本:伊藤和典
制作:スタジオ・ディーン
出演:古川登志夫,冨永みーな,大林隆介,榊原良子,井上瑶,池水通洋,二又一成,郷里大輔,千葉繁,阪脩,林原めぐみ

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD18107/index.html

評価:評価星評価星

押井さんのアニメは、現在、既に定評があるけど、
過去においては、世間的にはどうだったんだろ?
勿論、アニメの、所謂 "マニア" の仲ではきっと評価はされてたと思う。
俺の場合、マニアではなかったけど、アニメ世代っていう理由から
押井さんの作品は、アニメ「うる星やつら」を知ってた。
(ちなみに、TV版と漫画は一度も観た事がない。
でも、何故か、映画は観に行ってしまった。理由は、もう覚えてないけどね。)
特に、「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」は好きで
サウンドトラックを持ってくるらいなんだよ。
残念ながら、その後のうる星作品の監督はしていないから
うる星シリーズがまったく面白くなくなってしまった・・・、
というのが俺の見解。

「機動警察パトレイバー」は漫画で知ってた。
週間 少年サンデーで連載してたよね。
ガンダム以来、その手の漫画やアニメが増えたけど、
どれもこれもがメカやロボットを強調し過ぎてて
肝心の内容がちゃちいモノばっかりのお粗末な物ばかり。
そんな中で、珍しく新しい着眼点を持った作品が出てきたなって思った。
人間関係や、ディテールもしっかりしてて、読んでて不快な感じがなく、
素直に読めた印象がある。

さて、今回の「機動警察パトレイバー THE MOVIE」はどうだったか?
残念ながら、今の俺にはちょっと合わなかったらしい。
まず、チープに感じたのが音楽。当時は新しかったのかもしれない。
でも、今の俺にはMIDIで作った安っぽい音にしか聞こえなかった。
チープな音楽は、映画自体もチープに感じさせてしまう。
題材も、ちょっとマニアックだったんじゃないだろうか?
当時、MS-Windowsより、MS-DOSがまだまだ全盛期で、Macも、とっても高価な時代。
そんな時代に、OSの入れ替えやらウィルスがどうのこうのって内容は
ちょっとマニアック過ぎるんじゃないかしら?
知ってる人にとっては、どうって事ない話だけどさ・・・。
それに、OSを、天才とは言え、一個人が一人で作ったっていう設定も無理がないか?
しかも、ウィルス付きで・・・。
それに、そういう所を掘り下げていくと、設定自体が物語りを包んじゃって
結局、本来の物語のあるべき姿が希薄になっていく感じもする。
そんな当時にしては意味不明の設定は細かいにもかかわらず、
まるで「機動警察パトレイバー」は誰でも知っているという前提であるかの様に、
一作目にしてなんの説明もなしで登場人物やパトレーバーが出てくる所が
ちょっと難ありなんじゃなかろうか?一作目としての責任を果たしてないよね。

ストーリー自体は上記の様によくなかったけど、
映像的には、押井さんらしさが満載されていたよね。
陰影の作り方は、他にはないほどの大胆さがあるし、
登場人物の表情なんかは、豊かで膨らみを持ってる。
夜の街をバイクで駆け抜ける所や、車のヘッドライトで走行するシーンを
表現する所なんかは、モロに "ビューティフル・ドリーマー" だったね。
元々、押井さんの中にあったモノなのか、うる星で養われたのかは知らないけど、
そういう意味では押井作品になってたと思う。

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