映画「あずみ」を観た
題名:あずみ
2時間22分
2003年日本 東宝=日本ヘラルド映画(日本初公開 2003年5月10日)
監督:北村龍平
プロデューサー:山本又一朗,中沢敏明
原作:小山ゆう
脚本:水島力也,桐山勲
撮影:古谷巧
美術:林田裕至
照明:高坂俊秀
製作統括:児玉守弘,気賀純夫,亀井修,坂上直行
出演:上戸彩,原田芳雄,小栗旬,成宮寛貴,小橋賢児,金子貴俊,石垣佑磨,佐野泰臣,鈴木信二,永山瑛太,山口翔悟,北村一輝,松本実,オダギリジョー,岡本綾,榊英雄,遠藤憲一,清水一哉,坂口拓,りょう,伊武雅刀,佐藤慶,竹中直人
評価:
いわゆるアイドル映画・・・かと思ってた。
確かに主人公のあずみ(上戸彩)は尋常じゃない強さだし、
傷ひとつ負わず、完全無欠の様子だった・・・。
でも、まぁそれくらいはスターウォーズでもあったしね。
想像してたよりは、ずぅ~っと面白かった。
やえ(岡本綾)と同行してるシーンではちょっとテンポがダレた気もしたけど、
まぁ、それはあずみが小幡月斎(原田芳雄)と一緒にいない為には
必要だったのかな・・・。でも、あそこまで時間を割いて入れるほどの
シーンじゃなかったよね。
激しいアクションシーンはスローを多用してたけど、
ちょっとプラトーンのパクリかな?って思っちゃったよ。
すんごく練習したのか、CGなのか、スタントマンなのか、撮影技術なのか、
上戸彩のアクションももたもたした感じもなくてよかった。
それにしても、あんなにバッサリバッサリと仲間が死んでいく映画ってのも
珍しいんじゃない?ある意味ハッピーエンドじゃない感じが日本映画だね。
最後に加藤清正(竹中直人)がきっちり殺されるところなんかは
日本的っていうか、痛快時代劇ってところを踏襲してると思うよ。
残りの標的を最後に言う所なんかは、”2”を予感させるシーンだよね。
・・・って実際に「あずみ2」が公開されたけどさ。
日本の映画の嫌いなところで、夜や暗いシーンとかでもきっちり照明があたってて、
全部がよく見えてつまらないってのがあるんだけど、
薄暗い感じも使い分けててとてもよかったと思う。
気楽に、でもちょっと手に汗握りたい人にはお勧め
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント